最近、景気が良くなったのか、悪くなったのかの見通しについて、様々な意見を見る。けれども、どちらが正しいとかそういうことではなくて、その人の立ち位置によって、感じ方は異なるわけであるから、一概には言えないという話にはなる。よくよく勉強して、株式で自分の資産を運用した人の中には、億単位の資産の形成に成功した人も居るだろう。そういう人が何処で市場を退場し、高みの見物に入るのか?は私がそうでないから、答えようが無いけれども、そういう人もそれなりの数は居るということでは有る。逆に、就職市場が前向きになったという話の中でも、仕事を見つけられず、苦労をしている人の話も聞く。そういう人にとっては前述のような例はお伽話のようなことであって、自分には一生関係ないと思っているということだろう。
自分自身を振り返っても、年収が倍増するわけも無く、微々たる昇給がある程度であって、今後のことを考えても、それほど明るい展望が有るわけではない。しかし、家族を食わせていくという事に関しては、責任を持たなくてはならない。そこで、今年に入って、自分自身にこれまで無かった技量をつけるべく、国家資格を連続して、受験する年と位置づけて、大小様々の国家試験の申し込みを行った。全部の受験が完了し、全て通過すると、今年度だけで5つほどの国家資格が手に入る予定となっており、来年、再来年と続けて受験を繰り返し、予定では10ほどの国家資格を入手する予定となっている。今更ではあるが、それを取得していないと違法になるという仕事は少なく無い。また、法を順守するという観点から言えば、かなり厳しい基準をクリアする必要がある業種や職種も少なくない。
景気が回復していく中では、そのような人間が求められる場面が増えるだろうと見ている。幾つかの難易度の高い資格については、士業の開業も可能であるということで、私が開業する可能性は皆無であろうけれども、それも含めて、目指してみる事にする。結果、どのような領域で仕事をするのが正解か?は模索しなくてはならないが、できることが増えているに越したことはないだろうとは思っている。
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