どうしても、その類の話が多くなってきてしまうのは、やむを得ない事情であるが、まもなく、緊急事態宣言は解除されるとのことである。解除されれば終わりということでもないが、それによって、状況の変化が生まれることは間違いない。良し悪しは別の話としてであるが。個人的には全然治まっていない感しか無いのに、このような状況でよろしいのかと再確認するしかないとは思う。「経済がもたない」という主張はわかるが、そもそも、それほど長く持つと思われる経済状況ではないし、深刻に考えないとしても、BIの導入による様々の簡素化などの方法も先々は現実的な話かもしれない。そもそも、労働者が足りないというだけではなくて、その労働者は裏を返せば、消費者でもあるわけで、そのパイが減っているということには自覚的である必要があることだろう。
さて、私も企業に勤めており、その企業で奉職している以上はその企業のためになることをしなければならない。どのようなことがその企業のためになるか?は、その状況によっても異なるので一概には言えないが、誰もが組織に良いことをするために、業務にあたっているということであるとは思う。
私の担当分野は、IT関連、総務、法務、人事、財務などなど多岐に渡るが、概ね、営業活動以外の全ての経験があるといってよい。営業が強い会社の場合、それ以外の部署が弱かったり、人数が足りていなかったりというようなことが少なくないのだが、営業だけが強くても、組織としては成り立たないので、ある程度、それ以外の部分を組織として運営する人々の存在はなくてはならない。その中で、この騒動では「財務」としての思考を求められている部分が大きい。この騒動で財務的に出来ることは、ほぼどのような組織でも言えることであるが「手元資金を厚くする」の一択であり、そのために、即必要な資金でなくても借入を行うことが肝要であると思える。キャッシュレスといったところで、口座に資金がなければ企業は死ぬ。そうならないためには、口座資金を厚くするための方策を多くとらねばならない。その方法としては口座に残るお金を増やすために、固定経費を圧縮する。一時的にジャンプする。あるいは、補助金の受給をするなどの方法が取りやすい。銀行融資を受ける方法もあるだろう。このご時世で銀行融資は受けやすい。積極的に融資は受けておくほうが良い。そのようなことで、様々な書類を作成し、各自治体や金融機関に連絡をしているということでもある。
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