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片田舎で働く元システム管理者の日記 ver.2

日常の由無し事を書きつくっています。

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家人の誕生日が過ぎて、娘の誕生日が近づく

8月も半ばを過ぎた。朝夕の暑さは少しだけ引けてきたように思う。放置していたことでもあるが、思うところがあって、久しぶりに書いてみよう。

山の日は家人の誕生日である。我が家において、「山の日」は「家人の日」と置き換えることが出来る日であるといえる。ちなみに、翌日は有名な御巣鷹山の日航機墜落事故の日であり、家人はその事故の前日に生まれており、毎年、誕生日前後にはこのニュースが流れることとなる。また、年齢もそれから推し量ることが可能となる。家人は群馬県の産である。御巣鷹山は群馬県にある。つまりは生まれ育ちの地がその事故の起きた土地でもあり、産まれた日もまた近いということもあって、本人にも多少なりとも思うところもあるのだと思う。私も事故のことは十分とはいわないが、当然のこと、知識としてはあって識らないわけでもない。思えば、幼少の頃、パイロットになりたいと思ったことがあった。これは明確に覚えているが、この事故を機にその夢を将来の夢としなかった。理由は簡単で、その操縦士の腕前とは関係のないところで、このようなことが起こるということは子供であっても理解できたし、自分の腕前とは関係のない所で多くの人を巻き込みながら死ぬということの意味が少しだけかも知れないが理解できたということでもあるだろう。

今年の家人の誕生日は家人の夢でもあった肉料理を食べてみた。シュラスコというものである。シュラスコは知っている人も多いと思うが、串に刺した肉を専用のグリルで焼き上げた料理であり、テーブルにてナイフで切り分けてくれる。店全体に独特の香辛料の香りが染み付いているような次第であり、ちょっとした異国気分であった。その後、家人へのプレゼントなどを買い求め、家族三人で夏季休暇を迎えた。その後、行楽に行ったり色々とあったが、あっという間に夏季休暇も終わり、気がつけば、娘の誕生日が近づいている。

娘の誕生日は8月28日であり、8月29日なら焼肉の日であったなというジョークを出産寸前の家人と立会中の分娩室で会話しようとして、看護師の方から「何言ってんだ?お前?頭湧いてんのか?」みたいな目で見られたことを未だに思い出すが、そういうわけで、来週には娘の誕生日がやってくる。成長著しい娘の成長状況についてはその時に書くとして、娘が小学校に上がろうということでもあるので、娘の将来のためにも引っ越しを考え始めている。

地方で生活していると解ることであるが、関東首都圏に居るかどうか?は、進学において大きな影響が有ると断言できる。自宅から都内の大学への進学が可能であるかどうか?のハンデはすこぶる大きい(自分が地方からだったので身に沁みている)。また、家人は前述の如く、群馬県野産であるので、関東首都圏での暮らしが長い。私自身も10年ほど前まで、地元に戻っておらず、生活の中心は、東京、神奈川、千葉、埼玉の辺りであり、仕事の関係でウロウロとしていた(自分のデスクがあるような仕事ではなかった)もののそれでも大都市圏を数ヶ月単位で移動している所で半分旅人のような生活でもあった。あれは当時の体力だったから出来たのだろうと今でも思うが、そういう経験から言っても、やはり、今の日本においては関東首都圏優位に変わりはないように思う。

「消耗しているの?」的な文脈で語られるそれらについて、私個人としてはそういう文脈で語れるのは進学などの事象を終えた人々の発言であったり、何か、別の目標が出来て、早くからそのような道を進んでいる人には適用されることだろうが、そうでない大多数に関してはこれは適用できないように思えてならない。

そういうわけで、言い訳にするわけではないが、家族のことも考えて、転職と転居を考えている。何処に決まるかは今のところは不透明である。

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プロフィール

HN:
filemente
性別:
男性
職業:
シス管(半分引退)/パチプロ(廃業)/総務経理系の管理部門(現職)
自己紹介:
田舎で一人、中小企業で、システム管理をしているはずが、いくつかの僥倖もあって、ちょっとポジションが変わったことだけ付け加えておく。格別の特徴は無いが、体型は完全なメタボリック体型である。近頃、とみに体重が増えた。また、歳を重ねる毎にアレルゲンが増してもいる。

学生時代から、バイトも含めて、随分と様々の職種をこなしてきたが、偶然にもシステム屋をしている。向き不向きでいうとそれほど向いているとは思わないが、それでも食い扶持を稼ぐためにはしかたがない話なのかも知れない。

結婚をした経験があり、独り身であったが、こんなメタボなバツありのところに遠いところからわざわざ嫁に来てくれる奇特な女性があった。よって、独り身では無くなった。二人身である。二人分の食い扶持のために働き続ける所存。止まらぬ汽車はまだまだ進むのである。

更に、娘まで授かってしまったので三人で暮らしている。家族となった。元来子供好きだったが、半ば諦めていたのでこれもまた僥倖である。家人には頭が上がらない。

というところで、更に、転職と転居を思い切ってしまったので、同じ片田舎であっても、南から北へ移動した。それは良いことかどうかはこれから答えが出るのではないか。

あと、システム管理者以外の業務が主なので「元」システム管理者になった模様である。

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