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片田舎で働く元システム管理者の日記 ver.2

日常の由無し事を書きつくっています。

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娘が5歳になった。

昨日、娘が5歳になった。5歳になったからといって、何か大きく変わったわけではない(というか、毎日変化している)。娘はあまり身長は高くないようである。そして、もう少し、身長が伸びたいと思っているらしい。保育園の同クラスの中でも小さい方のようだから、そういう性質なのかもしれず、成長して伸びていくのかもしれず、こればかりはわからない。

「お姉ちゃんになりたい」というのが夢だそうである。なるほど、今のところ、娘には弟妹がおらず、一人っ子である。一人っ子の性質を私は知らないけれど、一人っ子には一人っ子の世界があるのだろうし、兄弟姉妹持ちには兄弟姉妹持ちの世界があるのだろうとは思う。体験したことがないことであり、無論、これからも取り戻すことは出来ない世界の話であって、どちらが良いということでもあるまい。

お盆付近に家人の実家へと帰った時も、娘は歓待され、帰宅してもしばらくは興奮気味であったし、昨日の誕生日当日には、私の母と祖母の住み暮らす家へと立ち寄った。娘にとっては5歳になったことは嬉しいことであったようだ。成長し、歳を重ね、経験を積み、出来ることが増える。この繰り返しが愉しいと思えるのは何歳までの話だろうか。あるいは、今でも、出来ないことができるようになることは愉しいことではあるけれど、その為に、自分の時間と労力を思う存分使えたのはいつまでだっただろうか。記憶には定かではないけれど、私にとっては過去のことではある。その通り過ぎた過去と同じではないけれど、近しい何かを娘が過ごしているのだと思えば、なるほど、そういうものだなあと眺めていて感心する。

そろそろ、習い事も始まるだろうと思う。私の中では保育園に通っている間に習い事をするのは得策ではない可能性も思っていたのだが、音楽に関しては出来るだけ早くが良いともいうし、本人が希望する習い事については、国語力が不足しているように思えて、個人的にはまだ早いかと思っていたが、いよいよ平仮名の読み書きについて随分と出来るようになっている。これから本人の希望も聴いて、決めていければ良いと思っている。

私が子供の頃には無かった技術や文化が今の世の中には溢れている。私の体験してきた技術革新のような大きな変化がこれからも起こる可能性はあるが、私の時ほど様々の事柄を一気に進めていくような革新が起きることは考えづらい。おおよそ、IT業界で言えば、その技術革新は一度停滞領域に入っているようにも観えるし、コンテンツも出尽くしたのではないかとさえ思える。リオ五輪の閉会式を観て、「凄いなあ」と思う人がそれほど多いとは思えない。最新の技術ではあるだろう、日本が誇るアーティストも参加しているだろう、けれども、それが目新しいか?と言われたらどうだろうか。私には目新しくは映らなかった。それは新しい技術への欲求が加齢と共に減ってきたからであろうか?それがゼロとは思わないけれど、娘がよく愉しんでいるアニメや動画等を観ていると、それは決して、技術的に優れているとか、目新しい事ばかりではないように思える。

私とは違う世界が彼女には広がっている。彼女がどのように感じたかについて、私に語り聞かせてくれる時間はそれほど多くはないのかもしれないが、出来るだけ娘の話を聴いて、彼女との時間を大事にしなくてはと毎日願っているところでもある。あと、10回ぐらいは娘の誕生日に思いを馳せれればと願っている。そのくらいになれば、彼氏の一人も見付けて居るだろうし、家族ではない誕生日を過ごすようにもなるだろう。斯くの如く、娘の成長は、今のところは、私にとっては愉しく、今年も無事にその日を迎えられたことを喜んでいるところなのである。

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プロフィール

HN:
filemente
性別:
男性
職業:
シス管(半分引退)/パチプロ(廃業)/総務経理系の管理部門(現職)
自己紹介:
田舎で一人、中小企業で、システム管理をしているはずが、いくつかの僥倖もあって、ちょっとポジションが変わったことだけ付け加えておく。格別の特徴は無いが、体型は完全なメタボリック体型である。近頃、とみに体重が増えた。また、歳を重ねる毎にアレルゲンが増してもいる。

学生時代から、バイトも含めて、随分と様々の職種をこなしてきたが、偶然にもシステム屋をしている。向き不向きでいうとそれほど向いているとは思わないが、それでも食い扶持を稼ぐためにはしかたがない話なのかも知れない。

結婚をした経験があり、独り身であったが、こんなメタボなバツありのところに遠いところからわざわざ嫁に来てくれる奇特な女性があった。よって、独り身では無くなった。二人身である。二人分の食い扶持のために働き続ける所存。止まらぬ汽車はまだまだ進むのである。

更に、娘まで授かってしまったので三人で暮らしている。家族となった。元来子供好きだったが、半ば諦めていたのでこれもまた僥倖である。家人には頭が上がらない。

というところで、更に、転職と転居を思い切ってしまったので、同じ片田舎であっても、南から北へ移動した。それは良いことかどうかはこれから答えが出るのではないか。

あと、システム管理者以外の業務が主なので「元」システム管理者になった模様である。

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