というわけで、8月28日で、娘が4歳になった。健康であることが私ども夫婦にとって、何よりのありがたさであることは言うまでもない。
さらに、今年、娘はついに、おむつを脱した。今や普通のパンツを愛用しており、トイレトレーニングはほぼ完了したと言ってよく、強めの自己主張と独特のセンスが垣間見える気がしている。順調な成長と言ってよかろうし、三才途中から始まった反抗期も今も少し垣間見えている。
現在、娘には「やり遂げる」ということに関して、強く伝えることにしている。家人は礼儀作法、挨拶などについて厳しいが、それは家人が十分に指導していることであり、既に、身についているように思えるので、私は一つのことを「やり遂げる」ということにしつけの方針を向けたということである。一つのことをやり遂げるというのはどういうことかというと、身近な例で言えば、こういうことである。例えば、娘が何かのおもちゃで遊んだとする。しかし、次々とおもちゃを引き出し、辺り一面に散らかしたとしようか。その時、「片付けなさい」と言うのは当然のことであるが、その手前に「一つのおもちゃで遊んだら、次のおもちゃを引き出す前に前に遊んでいたおもちゃは片付ける」という約束を取り交わすのである。そして、それを徹底させるということである。約束を守れなかった場合は、どちらのおもちゃも私の手元にある袋に詰めてゴミ箱へ捨てる。当然、泣くわけだが、約束を守れなかったのは誰なのか?について伝える。私がやっていることはこれぐらいで、後は、甘やかしと言われる程度のことであって、世間の父親がどのようなものかは私には認識が余り無い。
早くも、4歳。あと、3年ほどで小学校へ入学するということで、次々と進捗する娘をこれからもしばらくは観ることが出来るだろうと思えば、愉しみなことである。父としての私の評点が出るのはまだまだ先のことであろうけれど、自己採点で15点ぐらいの父親だという自覚がなんとなくあるので、せめて、50点ぐらいにはなりたいと心底思う。あと何年、一緒に居れるだろうか。早ければ、あと、10年そこそこで家を出るだろうから、それを考えれば短いような気もするし、「せいぜい、働きますよ。お父さんは」と娘に言ったところが、「うん。頑張ってね」と、意味が解っているかのように返されたので、せいぜい、仕事に精を出す事にしましょう。
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