里帰りに行っていた。そう、家人の妹(つまり、私の義妹)が結婚式を迎える由。お相手の男性も私も会ったことがあった。なかなか美男美女の二人である悪い結婚式にはなるまいと思うのである。ただ、群馬県が遠いというだけに過ぎない。
福岡県に居ると、群馬に帰るのは札幌に行くよりも大変な作業になる。というのは、空港からの距離に依存している。空港からが遠いとこんなにも大変なのか?と福岡で育った上にそれからもそれほど不便な場所で暮らしたことが無いので理解出来なかったということである。群馬はネットでいわれるような「グンマー」というような事でも、秘境でも無い。実際に行けば解るがちょっとした東京郊外ぐらいの街であり、自家用車さえあれば、何一つ不便は無い街であると言って良い。
まあ、それは良い。今回はまずは関東入りを成田空港とした。新規参入のLCCを使ってみたかったという私のわがままと予算の関係が合致した結果の選択である。成田空港には仕事の関係で少々ではあるが、出入りをしていた事があったので、それほど違和感は無かったが、羽田と比べれば不便だなという気持ちにはなる。今回はレンタカーで、一路、横浜へ向かい、家人のネイルを仕上げていただき、終わった後に東京で肉会を開いた。多くの方々が集まり、それは楽しい宴席であった。宴席終了後に群馬入りし、翌日の披露宴に参加。その後は帰宅し、翌日には上諏訪へと義祖母の喜寿の祝いで旅行に出掛け、さらに、一泊後、翌日に長野県から高速道路を成田へ。天気も悪くなく、爽快なドライブであった。
あまり、内容を書かずに列挙するとそうでも無いが、よく考えれば飛行機無しでも移動距離が500キロを超えて、飛行機分も入れれば2000キロぐらい移動している計算になる。良くもこのような弾丸ツアーにしたものだと思わないでも無いが、私と家人にとってはそのようなタイミングでも無ければ会えない人々との邂逅があり、その邂逅によって、エネルギーを貰い、そして、日々の活力にしている面が大きく、愉しい日々が無くては、到底先には進めず、私たちの暮らしも前を向かないのである。
今回もお会いできた方々にはお礼を申し上げるより他ない。皆様のおかげで。というと、卑屈だと言う人も居るが「お陰様で」という気持ちは卑屈なものではなく、高貴な気持ちであり、その心無くしては先には進めないぐらい重要な素養の一つと言って良い。そのような心持ちを持てるのも、また、今回、お会いできた皆様と家人の家族の方々のお陰だろうと思っている。ともかく、忙しく、疲労もしたが、良い充電になった。今年もあと三ヶ月。踏ん張り温泉という言葉がいよいよという所にはなる。
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